さてさて、管理職が遊漁船?
「いやいやいや、そんなの難しいでしょ!」

もうほんと、その通りで難しいんですよね。
私こと「せんちょー」は実は某企業で小さな事業所の管理職をさせていただいています。
そして4年目で副業遊漁船も軌道に乗せています。
そんなことができるのか?
出来ますよ。楽勝です。
ただ、様々な制約があるのでそこは頭を捻りながら、両立のための知恵を絞っている次第です。
その点についてはおいおい話していくことにします。
さて、
・・・変化の激し過ぎる今の世相に於いて、時代と現状の狭間でともするとストレスまみれになってしまう役職が管理職なのではないかと思います。
しかも、経団連の会長やトヨタの社長でさえ「終身雇用は無理です。」と断言してしまう世の中。
管理職こそ定年まで逃げ切れるのかとても微妙な立ち位置です。
そんな背景を踏まえると、「考えたくないけど、次」にすることを模索しながら身を粉にするという荒技が要求されるわけです。
釣り好きの私は遊漁船運営を会社に認めてもらって運営を行なっています。
では、遊漁船を副業でするメリットはなんでしょうか。5つに絞ってみました。
1 仕入れがない
2 在庫がない
3 営業しなくていい
4 良好な人間関係を作れる
5 管理職のスキルを存分に活かせる
それでは一つづつ解説していきます。
1 仕入れがない
体験型のアクティビティは施設や設備さえ整えれば仕入れの心配がありません。明日は雨だけどどれだけ仕入れよう?そんな悩みとは縁のない職業です。
2 在庫がない
仕入れたけど状況が変わってしまった。仕入れたものが在庫として事務所に積み上がっている。仕入れと無縁なら在庫とも無縁です。
3 営業しなくていい
仕事には営業がつきもの。仕事をした上に営業まで手が回らないのでは?そう思うのも当然です。開業当初から黒字化を目指すなら営業には相当の力を割くべきでしょう。しかし3年で収益化を目指す。というなら話は別です。黙っていてもお客様が集まる仕組みを作り上げましょう。
4 良好な人間関係を作れる
前項で作った仕組みが有効であれば、お客様を選ぶことすらできる立場を手に入れることが可能となります。そうでなくても釣り好きは良い人が多い!と思います。素晴らしい人たちに囲まれて過ごす時間が素晴らしくないはずがありません。
5 管理職のスキルを存分に活かせる
遊漁船の運営に必要なスキル
・安全管理
・リスク管理
・機器の点検整備
・予約管理
・必要な物品等の調達
・釣果の情報収集と予測
・お客さまや取引先とのコミュニケーション
・操船技術
・各種事務手続き
・許認可申請
・集客の仕組みづくり
などなど
ざっと見回して大抵の管理職の方なら上記の6割程度は既に経験されたことばかりではないでしょうか。
小さな船でコミュニケーションを楽しみながら運営する遊漁船は、日々の忙しさやストレスを完全に忘れさせてくれるような効果があります。
管理職として定年までの期間を生き残り、もしもに備える。
簡単で難しい命題です。
運営する上で必要な発信力をつけるためにお勧めの本があります。良かったら覗いてみてください。
樺島紫苑著
アウトプット大全
5のスキルを数段階ブラッシュアップしてくれる魔法の本だと個人的に思っています。もし読んでみられたら感想を教えてください。